動脈硬化が原因となる病気
心筋梗塞、狭心症も、動脈硬化が原因です。逆に言えば、動脈硬化にならなければ、これら2つの病気になることはありません。血管の中に血栓を作らないようにするには、常に血液の流れをスムーズにしておき、動脈硬化の4つの危険因子(喫煙、高血圧、高脂血症、高血糖)を排除していくことです。
例えば、糖尿病の人を集めて、半分にアスピリンを投与し、半分には投与しないとします。すると、明らかにアスピリンを飲んでいる人のほうが、心筋梗塞の発生率が少なくなります。アスピリンには血栓予防効果があるといえます。
血栓ができやすい体質というのもあり、欧米人は静脈血栓を起こしやすいとされていますが、同時に動脈血栓も起こしやすいのです。これは遺伝子に基づくもので、アジア人にはこの遺伝子は見られていません。