脳梗塞―アテローム血栓性脳梗塞とは
アテローム血栓性脳梗塞とは、比較的太い脳血管のアテローム硬化巣により発症する脳梗塞で、大きな脳梗塞となります。アテロームとは高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病が危険因子となり血管壁にコレステロールなどが沈着したもので、そこに血液成分が加わり凝塊を作って血栓となります。これが血管内腔を狭くするなどして詰まってしまったものがアテローム血栓性脳梗塞です。太い血管が突然詰まることはあまりないため、症状も徐々に階段状に悪化していきます。また、アテローム血栓は血小板が主体のため、もろくてはがれやすいため、血栓の一部がはがれて脳へ飛んだり、血栓が破れて急に血管が閉塞するという危険性もはらんでいます。
アテローム血栓性脳梗塞を発症する前段階として、一過性の症状が表れて、24時間以内に消失することがあります(一過性脳虚血発作)。症状が消えたからといって安心せずに、すぐに医師の診断を受けましょう。アテローム血栓性脳梗塞の原因として、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などが挙げられます