プラスミノーゲン活性化因子
血管に動脈硬化があると、血栓ができやすくなります。血栓とは、血管の中で血液が固まり、血管壁に付着したものです。 血栓により血管が狭くなり、あるいは完全にふさがれてしまうと血液の流れが滞り、組織や臓器に障害を引き起こします。血栓が心臓の血管にできて、血液の流れを遮断してしまうのが心筋梗塞です。
肝臓や血管内皮細胞から分泌されるプラスミノーゲン活性化因子(PAI-1)は、血栓を溶解するシステムの働きを妨げるため問題視されていました。ところが近年、このプラスミノーゲン活性化因子が脂肪細胞からも分泌されていることがわかったのです。
メタボリックシンドロームでは動脈硬化が急激に進行するため、血栓ができやすくなります。内臓脂肪から分泌されるプラスミノーゲン活性化因子は、その後押しをしているといってよいでしょう。