高血糖を放置すると
空腹時血糖値が126mg/dl以上の人は糖尿病と診断されます。110~125mg/dlの場合は糖尿病予備軍、または糖尿病の可能性があるとされます。
血糖値が著しく高いと、のどがかわきやすかったり、尿量が増えたり、体重が減ったりします。しかし、多くの場合には、血糖値が正常値より多少高くても自覚症状がありません。ところが、「体に支障がないから」と長い間放置しておくと、将来大変なことになります。合併症を引き起こすからです。
糖尿病の三大合併症は網膜症、神経障害、腎症です。糖尿病性網膜症は失明につながり、日本では成人の失明の原因の第一位が糖尿病となっています。
神経障害が進行すると壊疽(えそ、動脈硬化を起こして血流の悪くなった足底部などに感染が起こり、腐敗する こと)に至り、最終的には患部を切断する必要が出てきますし、腎症で毒を尿中に排せつできなくなる尿毒症という病気になると、透析療法を受けなければ生きていけません。その血液透析に至る原因の第1位も糖尿病なのです。