高血圧が引き起こすもの
高血圧だと、わたしたちの体にどんな負担がかかってくるのでしょう。
血管を流れる血液の圧力が高くなると、常に血管が刺激され、動脈が傷みやすくなり、これは血管の損傷につながります。また、血液を高い圧力で送り出しているのは心臓ですので、心臓が多くのエネルギーを必要として疲れやすくなります。高血圧は、血管や心臓に悪影響をもたらすのです。
高血圧の状態が続くと、心臓は過重労働に対応しようと心筋を増やして、大きくなっていきます。これを心肥大といいます。心臓の大きさはその人の体格に比例し、普通は握りこぶし大ですが、胸部X線撮影で心臓の最大横径と胸郭の最大横径の比(心胸郭比)が50%以上になると心肥大としています。
また、血管は高い圧力に破れないようとして壁を厚くします。そして、高い圧力によって血液の成分が動脈の内壁に入りこみ、それにコレステロールが加わるなどして動脈硬化を引き起こします。