原発性(一時性)高脂血症と続発性(二次性)高脂血症
先天的に脂質代謝の過程になんらかの異常がある場合も、高脂血症になることがあります。これを原発性(一時性)高脂血症と呼んでいます。また、他の病気によって引き起こされる続発性(二次性)高脂血症というのもあります。
続発性(二次性)高脂血症には、以下のようなものがあります。
1)ネフローゼ症候群
たん白尿が多量に出て、血液中のたん白質が減り、低たん白血症を起こすと、全身がむくんでくる。また、コレステロールや中性脂肪などが増えて高脂血症が現れる腎臓病。
2)甲状腺機能低下症
本来は体を守るべきリンパ球が、自分の甲状腺を自分ではない外敵と見なして攻撃する自己免疫病。
3)原発性胆汁性肝硬変
アルコールや肝炎ウィルスではなく、何らかの原因で免疫 機能が異常をきたし、この胆汁の流れる管が攻撃され、破壊されてしまう病気。
4)ステロイド剤使用者
これらの病気によって高脂血症の状態が引き起こされても、続発性(二次性)高脂血症は元の病気を治療することで間接的に高脂血症が改善されます。