高脂血症の性差
内臓脂肪型肥満は男性のほうが多いとされていますが、高脂血症は女性と男性のどちらが多いかご存知でしょうか。40歳代の男性では3人に1人の割合で高脂血症になっています。同年代の女性では5人に1人の割合のため、「自分とは無関係」と思い込んでいる女性がたいへん多くいます。
ところが、女性は50歳代以降になると高脂血症者がぐっと増え、男性の割合を追い抜くようになります。更年期以降は検診を受ける機会も少なく、自覚症状がないと自分の体に起こっている生理的変化を放置してしまうことがほとんどです。この原因となっているのは閉経で、女性ホルモンが急激に減少するためと見られています。
60歳代の女性の2人に1人以上が高脂血症になっており、その患者数は同世代の男性の約2倍にもなっている現実を、もう一度認識しなくてはなりません。